色の法則を知ってポスターをもっとオシャレに!
2018/09/20
こんにちは、ポスターラボです。
今回はポスターをデザインする際に欠かせない「色」についてご紹介します!
今回はポスターをデザインする際に欠かせない「色」についてご紹介します!
皆さんはポスターの配色を決める時、悩むことはありますか?
目立つようにしたつもりなのになんだかぱっとしない…と困っている方もいるのではないでしょうか。
色選びは「センス」の問題と割り切っている方もいるかもしれませんね。
しかし、そんなことはありません!
配色には算数と同じように、美しく見せるための「公式」が存在します。
これを知っているのとそうでないのでは、ポスターの完成度が大きく変わりますよ。
色が私たちに与える印象
身の周りにあふれる色を見て、私たちは無意識にさまざまなイメージを受けます。赤やオレンジは元気でにぎやかだったり、青や緑は落ち着いた印象を受ける人が多いと思います。
色に関する心理的影響を考えると説得力のあるデザインのポスターを作ることができます!
例えば
赤色…情熱・活力
青色…冷静・知的
黄色…元気・にぎやか
緑色…平和・自然
紫色…高級・神秘的 など
赤色…情熱・活力
青色…冷静・知的
黄色…元気・にぎやか
緑色…平和・自然
紫色…高級・神秘的 など
その他の色にもさまざまなイメージがあります。
また、国籍によって感じる印象が違う場合もあるので、
そのような人をターゲットにしてポスターを作る場合も気にしてみるといいかもしれません。
上記で述べた色のイメージを効果的に伝える配色の法則を紹介します。
■統一感を出すなら同系色で!
メインカラーに近い色で配色をするのがおすすめです。
具体的には、色の明度(明るさ)や彩度(あざやかさ)を変化させることで
まとまりのある画面を作ることができます。
色相環で隣り合っている色や、近くの色を使用すると同系色のみの場合に比べにぎやかな印象になります。
■インパクトを出すなら補色!
ダイナミックな印象を与えたい場合、色相環の反対側にある色=補色を組み合わせましょう。
補色だけでなく、補色の近くにある色も効果的です。
上の図の場合、補色に近い色は緑色、近い色は水色と黄色を指します。
ただし、彩度の高い補色を隣り合わせて使うと、色の境目がギラギラする
ハレーション現象が起こり、見づらくなるので注意しましょう。
ダイナミックな印象を与えたい場合、色相環の反対側にある色=補色を組み合わせましょう。
補色だけでなく、補色の近くにある色も効果的です。
上の図の場合、補色に近い色は緑色、近い色は水色と黄色を指します。
ただし、彩度の高い補色を隣り合わせて使うと、色の境目がギラギラする
ハレーション現象が起こり、見づらくなるので注意しましょう。
■配色のコツは70:25:5?
配色を行う時、大まかに3色をベースにすると見やすくなります。
この3つを役割ごとに比率を分けたものを「70:25:5の法則」と呼んでいます。
【ベースカラー】
全体の70%を占める背景や余白に使用される色です。
無彩色(白や黒、グレー)やメインカラーの明度を上げた同系色を使用して統一感を作りだします。
【メインカラー】
全体の25%を占める画面のイメージを決定づける色です。
【アクセントカラー】
全体の5%を占める画面を引き締め、目立たせる色です。
メインカラーの補色を使うと効果的です。
配色を行う時、大まかに3色をベースにすると見やすくなります。
この3つを役割ごとに比率を分けたものを「70:25:5の法則」と呼んでいます。
【ベースカラー】
全体の70%を占める背景や余白に使用される色です。
無彩色(白や黒、グレー)やメインカラーの明度を上げた同系色を使用して統一感を作りだします。
【メインカラー】
全体の25%を占める画面のイメージを決定づける色です。
【アクセントカラー】
全体の5%を占める画面を引き締め、目立たせる色です。
メインカラーの補色を使うと効果的です。
■明度・彩度を合わせる
以下の図はどちらも多色でデザインされていますが、右側の方がまとまって見えませんか?
左側は、一文字一文字に派手な色を設定しています。
対して右側の図は、それぞれの文字色の明度と彩度が、同じようなバランスに調整されています。。
このように、たくさん色を使いたい場合は、明度や彩度を合わせるとまとまって見えるようになります。
以下の図はどちらも多色でデザインされていますが、右側の方がまとまって見えませんか?
左側は、一文字一文字に派手な色を設定しています。
対して右側の図は、それぞれの文字色の明度と彩度が、同じようなバランスに調整されています。。
このように、たくさん色を使いたい場合は、明度や彩度を合わせるとまとまって見えるようになります。
いかがでしたでしょうか?
少し意識するだけで大きく変わる配色のルール、ぜひ実践してみて下さい☆