印刷絵柄から用紙を選ぼう!デザインごとに相性の良い用紙まとめ

2019/11/21

デザインごとに相性の良い用紙まとめ
こんにちは、ポスターラボです。

普段、注文するポスターの用紙はどのようにして選んでいますか。

失敗したくないから一番人気のフォト半光沢紙、安く印刷したいからマット紙…というように選んでいる方も多いかと思いますが、実はもっと綺麗な印刷ができる方法があるんです!

それは、絵柄や印刷する色味に合った用紙を選ぶということです。

今回の特集記事では、印刷するデザインの種類別に、相性が良い用紙を紹介します。

鮮やかな色を使っているなら
▼この用紙がおすすめ!
フォト光沢紙・フォト半光沢紙・バックライトフィルム

マット紙やソフトクロス・和紙類は色が沈みやすい傾向にあり、鮮やかな色の印刷には不向きです。

フォト光沢紙とフォト半光沢紙は鮮やかなまま印刷ができ、ツヤもプラスできるためとても綺麗な仕上がりになります。

また、さらに鮮やかに掲示したい!ということでしたら、バックライトフィルムはよりおすすめできる用紙です。

バックライトフィルムは、その名の通りバック(後ろ)にライト(照明)を置いて使用する前提の用紙です。

後ろに配置した光は透過するため、暗い中でも鮮やかにポスターを掲示することができます。

シチュエーションは限定されますが、はっきりとポスター内容を見せたい時に試してみてください。


文字を読ませるポスターなら
▼この用紙がおすすめ!
マット紙

タイポグラフィなどではなく、文章を掲示するためのデザインであれば、マット紙は強力な助っ人になります。

光沢紙や半光沢紙とは異なり、光の照り返しのないマットな用紙なので、最も可読性が高い状態で印刷を行うことができます。

研究発表や学会発表用の注文でも、マット紙を多くご利用いただいております。

同じような見え方の用紙に「合成紙」がありますが、合成紙はラミネート加工をかけてこそ本領発揮をする用紙のため、ここには含めていません。

※ラミネート加工を行うと光沢が出てしまいます

ベタ塗り部分が目立つデザインなら

▼この用紙がおすすめ!
PRO光沢紙

背景を赤色でベタ塗り、デザインの大部分をオレンジ色でベタ塗り…などのデザインには、基本的に和紙とマット紙以外をおすすめします。

和紙は印刷面に凹凸があるため、見方によっては印刷にムラがあると感じる恐れがあります。

マット紙のベタ塗りを推奨しない理由としては、他の用紙と比べてインクが手につきやすく、掲示の際などにムラができてしまうためです。

特に多くご注文頂くのが、上のデザインのような黒背景でのマット紙印刷です。

マット紙×黒印刷でシックな雰囲気になると思われがちですが、実際はかなり触った跡が目立ってしまいます…。

PRO光沢紙であれば、フォト光沢紙以上の再現性を持ちますので、黒ベタのデザインでも高精細な印刷が可能です。


落ち着いた和風のデザインなら
▼この用紙がおすすめ!
和紙

和風のデザインと和紙の相性は、最高です!

居酒屋や旅館、料理店、和風雑貨店、商店街など、さまざまな「レトロ」を感じる場所に、和紙ポスターを添えてみてはいかがでしょうか。
触ってみるとデコボコした素材なので、個性的な表現ができますよ。

グラデーションを使っているなら
▼この用紙がおすすめ!
PRO光沢紙

大部分にグラデーションを使っているデザインには、再現度の高い印刷ができるPRO光沢紙がおすすめです。

光沢紙や半光沢紙でも綺麗に印刷ができますが、より上を目指すのであればPRO光沢紙を選んでみてください。

PRO光沢紙は黒ベタにも強いので、微妙な色変化のある星空写真の印刷にも長けています。


印刷するデザインにぴったりの用紙は見つけられましたか?

各用紙は無料サンプルも用意しておりますので、是非お手にとってご覧ください。



少しでも、お客様のポスター印刷のお力になれれば幸いです。

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